台風が来る前に 家の安全点検リフォーム
台風によって、急に雨漏りが始まったり、自分の家の屋根板金が飛んでいってご近所の窓を割ってしまったり、思いもかけない被害にあうことがあります。台風シーズンの前に、我が家の安全点検をしておきましょう。
台風後にリフォーム業者は大混雑! 事前に我が家の安全点検を
台風が来ると、家の修繕や補修のためのリフォームが急増し、業者は大忙しになります。台風後に依頼が多い緊急リフォームには、窓ガラスが割れた、屋根板金が飛んだ、いきなり雨漏りが始まった、雨どいが外れたなどがあります。
今回は、被害を受けやすい窓、屋根、外壁に絞って点検のポイントをご紹介します。特に築15年を過ぎている家はしっかりチェックしておきましょう。
台風前の安全点検-1
緑のカーテンやスダレを片付け、雨戸など窓まわりをチェック
台風前の安全点検の1つめは、窓まわりの確認です。台風の強風には大きなパワーがあり、巻き上げるように吹くこともあるので、意外なものまで飛ばされてしまうことがあります。
いったん飛ばされてしまえば、ご近所にも被害を及ぼしてしまうかもしれません。
飛んできた植木鉢によって割れてしまった窓ガラスのリフォームに立ちあったことがありますが、家の中はガラスが散乱し、本当に大変です。人がいれば大けがをする可能性もあります。まずは窓まわりで飛ばされそうなものが無いか、確認しておきましょう。
【台風前に安全点検 - 窓まわり】
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雨戸や網戸にがたつきが無いか確認する
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スダレやよしずは取り外す
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オーニングや外付けブラインドの留めを確認、たたんでおく
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緑のカーテンはシーズンが終わったら早めに取り払う
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植木鉢は家の中や物置に片付ける など
雨戸のガタツキはある程度は調整できますが、レールの傷みが進んでいる場合は、リフォーム業者に早めに修理の依頼をしておきましょう。大きな台風が来ると、雨戸も飛んでいきますので注意が必要です。
忘れがちなのが、面格子と窓のスキマにひっかけた鉢植えや、ゆるんだ網戸です。見逃しているモノが無いかしっかりチェックしましょう。
台風前の安全点検-2
瓦や板金、雨どいなど屋根まわりをチェック
台風前の安全点検の2つめは、屋根まわりと雨どいです。多いのが屋根にかぶせてある板金がめくれた、外れて落ちた、飛んでいったという被害です。中にある木の芯材が腐食していると釘が抜けやすくなり、風であおられるとすぐに外れてしまいます。
【台風前に安全点検 - 屋根、雨どい】
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屋根瓦にズレや割れ、欠けが無いか確認する
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屋根に詰められた漆喰が崩れていないか確認する
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板金がシッカリ止まっているか、腐食は無いか確認する
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雨どいの外れや歪みが無いか、つまりがないか確認する
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10年以上点検をしていない場合は、早めに点検をする
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高所の点検は必ず専門業者に依頼する など
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ここ10年ほど屋根の点検をしていない家は、早めにリフォーム業者に点検を依頼しましょう。屋根瓦のズレやヒビなど、劣化が進んでいると雨漏りの原因になったり、瓦が飛んでいくこともあります。台風前に補修を済ませておきましょう。
ただし高所の点検は大変危険です。また屋根の上は上手な歩き方があり、勝手に歩き回ることで雨漏りの原因になることもあります。屋根には自分で上らず、専門の業者に依頼しましょう。
雨どいの点検も忘れずにしておきましょう。雨どいが機能していないと、家が傷みやすくなります。ゆるみや外れ、つまりが無いか、屋根と一緒に点検をしておきましょう。
台風前の安全点検-3
ヒビやコーキング、庇の取り付け部など外壁まわりをチェック
台風の雨漏りは屋根からするとは限りません。巻き上げる風で、普段は入らない外壁面から雨水が侵入、今まで何ともなかったのにいきなり雨漏りが始まる家も少なくありません。台風前の安全点検の3つめは、外壁チェックです。ヒビやスキマが無いか確認してみましょう。
【台風前の安全点検 - 外壁まわり】
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外壁にヒビやスキマが無いか確認する
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バルコニーや庇、サッシや雨戸などの取り付け部に劣化が無いか確認する
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電線や配管差し込み部に劣化が無いか確認する など
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電線を通すために開けた穴のスキマを埋めたコーキングが劣化し、電線を伝わって雨漏りしていたケースももあります。台風シーズンでリフォーム業者が混み合う前に外壁の点検依頼をしておきましょう。
その他、庭に置いてあるものや、取り付けてあるものの点検も忘れずに。物干し竿は地面におろしてシッカリ固定しておきましょう。
台風が来る前と台風被害があった際は、
コネクシオホームへお気軽にお問合せください。