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耐熱工事を考える

断熱リフォームは方法によってかなり見積もりの金額が違ってきます。 リフォーム費用は単に額面を比べるだけではなく、工事の違いや次のメンテナンス時期までのスタンスも考えてどの工事を選ぶか考えて行かないといけません。

外断熱のリフォーム費用について

外断熱工法は、現在の自宅の壁の外側に断熱材を貼り付け、仕上げとしてその断熱の外側にもう一度サイディング(板状外壁材の総称)などの外壁材を貼っていきます。
建物全体をすっぽりと断熱材で包むため、壁内は外気温との温度差ができにくく結露を防ぐことができます。
すっぽり囲った結果、高気密になることから室内に湿気や汚れが溜まりやすいので、きれいな空気を取り入れるための換気システムもあわせて導入することになります。
外断熱工法は効果が高いため、最近では人気がありますが、従来の内断熱工法と比べると、リフォーム費用は高くなります。
内断熱のほうが費用自体は安いのですが、リフォームのために仮住まいを余儀なくされることもあります。
外断熱工事の場合は、自宅に住みながらの工事も可能なので、リフォームにかかる費用の総額と効果については、リフォーム業者と相談して決めていきましょう。

断熱塗料の価格は高いのか?

通常、外壁塗装で費用面の事を考えるとアクリルやウレタン塗装をしたほうが、安い見積もりが出てきます。
塗料の価格でいうと30坪程度の塗装の場合、ウレタン塗装で65万円、断熱・遮熱性のある塗料だと125万円でほぼ倍です。
しかし、アクリル塗料の耐用年数は10年、断熱塗料は20年と、こちらもほぼ倍なので断熱塗料の費用効率のほうが良いことがわかります。
材料費には足場費用は入っていないので20年で2回の塗り替えが必要なアクリル塗装は、実は効率が悪いのです。
また、塗替え後は冷暖房費の節約ができるため、そういった面でも断熱塗料は決して「高くない」のです。

 

床下断熱リフォーム基礎の外断熱と内断熱の費用と違い

外断熱で工事をする場合、床下の基礎断熱工事を一緒に行う場合がほとんどです。
基礎部分の断熱工事も内断熱と外断熱があります。
内断熱では基礎の内側に入って断熱材を入れ、外断熱は基礎部分の外側に断熱材を入れて表面の仕上げをします。
断熱効果自体はどちらもあまり変わりないとされています。
費用面では基礎外断熱では表面加工もあるため、値段も高くなりますが、内断熱よりもシロアリが発生しにくい、床下結露が起きにくいなどのメリットがあります。

断熱リフォームは工法により費用が異なります。ただ断熱材を入れるだけでなく
費用対効果を狙った施工がおすすめです。

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