バスルームリフォームのコツ
POINT 1 エコポイント活用でオトクにバリアフリー化
高齢化社会の到来により、なにかと注目される「バリアフリー化」ですが、例えば「フラット35S」では浴室内に手すりを設置することが適用条件となっているように、現代の浴室設備では必須の要素となっています。入浴は高齢者にとってはトイレとともに大きく負担となる行動ですので、将来に備えて「浴室のバリアフリー化」を検討しましょう。
浴室のバリアフリー化には今注目の「住宅エコポイント」が活用できます。浴室リフォームの場合、手すり設置・通路幅の拡張・段差解消などのバリアフリー対策を行えば住宅エコポイントを獲得できます[※]。ポイントは即時交換可能(追加で実施する工事費用への充当の場合)なので、よりオトクにリフォームが実現するのです。
浴室・バスルームのリフォームをお考えなら、まずはバリアフリー化を念頭に入れておきましょう!
【※】 加えて家屋の「窓の断熱改修」もしくは「外壁、屋根・天井又は床の断熱改修」も必要。リフォームに関する住宅エコポイント適用条件については別途ご確認ください。
POINT 2 浴室・バスルームの「省エネ化」で
水道・ガスを節約!
毎日のように大量のお湯を使う浴室・バスルーム。家庭内では特に水とエネルギー(ガス・電気)を使う設備ですので、浴室・バスルームの省エネ化を行えば家計にも環境にも負担が少なくなります。
浴室は、家庭内で使用する全水道使用量の24%を占めるという調査結果が示すように[1]、家の中ではトイレに次いで水を大量に消費する設備なのです。ガスに関してもガスコンロと並ぶ使用量となりますので、浴室の省エネ化は大きなメリットがあるのです。
抜本的なエコ対策としては、あとで触れる「エコキュート」や「エコジョーズ」といった最新給湯システムを導入するのが一番ですが、節水タイプのシャワーユニットや、保温性の高い浴槽など、パーツ交換だけでも省エネ化が期待できます。